【Ubuntu】故障したパソコンのHDDからデータを取り出す方法をご紹介いたします

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どうも、はうやし(@hauyashi)です。
今回ご紹介する方法は「HDDのデータが残っていること」を前提として、話を進めています。
既にHDDのデータが消えてしまっている方は、別の方法をお試しください。

という訳で、先日メインで使用していたデスクトップパソコンの「lenovo H330(OS:Windows7)」が故障してしまいました。

2011年から約7年間使っていたこともあり「そろそろヤバイかもしれない…」と思っていた矢先の出来事。

何の前触れもなく、ポーンと電源が落ちました。

電源ボタンを何度押しても無反応。電源系統がダメになってしまったのでしょう。

「ブルースクリーンで止まった」とか、
「変なエラー文が出てきた」とかではないでの、データは大丈夫そう。

という訳で、デスクトップパソコンの内部に組み込んであるHDDからデータを取り出すことにしました。

今回は「故障したパソコンのHDDからデータを取り出す方法」をご紹介いたします。

同じような症状の方・データの取り出しに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

事前に用意しておくモノ

今回の作業をするにあたり、必要なものが4点あります。

  1. HDDスタンド
  2. 外付けHDD
  3. DVD-R
  4. 正常に起動するパソコン

それぞれについて、どのように使用するかご説明いたします。

今回の作業で、私が実際に使用した商品についてもご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

HDDスタンド

パソコンから取り外したHDDのデータを読み取るために使います。

このHDDスタンドを使うことで、取り外したHDDを外付けHDDと同じように扱うことができます。

▼私が購入したHDDスタンド

  • SALCAR製品「HD626 USB 3.0 SATA HDD Docking Station」
  • 2.5/3.5インチのHDD/SSDはどれでも搭載可能。
  • 差し込むだけでOK!ネジやドライバーは不要な簡単設計です。
  • 本体・USB3.0ケーブル・電源アダプター・説明書が同梱されています。

外付けHDD

パソコンから取り外したHDDのデータを保存するために使います。

取り外したHDDのデータ容量よりも、大きい容量の外付けHDDを用意してください。

▼私が購入した外付けHDD

  • BUFFALO製品「HD-LBV3.0TU3-BKC」

DVD-R

HDDのデータを移動させるため、新しいOSの起動ディスクを作成するのに使います。

▼私が購入したDVD-R

  • RiDATA製品「録画用DVD-R 一回録画用 (50枚入り)」

▼50枚も必要ないので、少ない10枚入りのものを貼っておきます。

最低1枚あれば大丈夫ですが、失敗した時の為に何枚か用意しておいた方が良いでしょう。

余った分は、テレビのレコーダーに入れれば、番組録画用のDVDとしても使えます。

正常に起動するパソコン

このパソコンを経由して、データの確認作業・データのバックアップ作業を行います。

正常に起動・動作するパソコンで、DVDマルチドライブが付いているパソコンを用意してください。(DVDに書き込み作業を行うため。)

HDDのデータが残っているか確認する

故障したパソコンからHDDを取り出して、データが残っているかを確認します。

データ確認手順1. パソコンからHDDを取り外す

故障したパソコンの説明書等を確認して、HDDを取り外します。

取り外し方が分からない場合はGoogle検索で「(故障したパソコン名) HDD 取り外し方」と入力して調べてください。

私が使用していたlenovoのパソコンには

  • Seagate製品「Barracuda 7200.12 500GB」

のHDDが入っていました。

私の場合は、パソコンの電源が入らなくなってしまったので、HDDを取り外す方法で作業を進めました。

電源が入るけど途中でフリーズしてしまう方は、HDDを取り外さなくてもよい別の方法があるかもしれません。

データ確認手順2. 取り外したHDDをHDDスタンドに差し込む

HDDを取り外せたら、取り外したHDDをHDDスタンドに差し込みます。

HDDスタンドに差し込むと、外付けHDDとして、他のパソコンでも読み込むことができます。

データ確認手順3. HDDスタンドをパソコンに接続する

HDDスタンドをUSBケーブルでパソコンと接続します。

この時点で、データが正常に残っていれば、外付けHDDとして認識してくれます。
(HDDに異常があると認識できないことがあります。)

HDDスタンドの説明書に「新しいHDD/SSDはご使用前に、初期化、フォーマットすることが必要です」と書かれていましたが、特に何もせずに認識してくれました。

ここまで正常に作業ができていればOK。HDDを認識したら、データが入っているフォルダの中身を確認してみましょう。

データが確認できれば、とりあえず一安心ですね。

HDDのデータをコピーする

HDDスタンドにHDDを刺したまま外付けHDDとして使うことは可能ですが、裸のままHDDを使うのはあまり好ましくありません。

ゴミや埃が付着して故障の原因になりやすいです。

また、故障したパソコンの中に入っていたHDDですから、もしかしたらHDDの寿命も近いかもしれません。

備えあれば憂いなし、ということで、HDDのデータを丸々別のHDDにコピーしてバックアップを取りましょう。

バックアップは、新たに用意した外付けHDDに行います。

▼Macを利用している場合

  1. HDDスタンドと、新しく用意した外付けHDDを、パソコンに接続してください。
  2. HDDスタンドのデータが入っているフォルダを全て選択して、外付けHDDのフォルダにコピーしてください。
  3. コピーが完了したら作業は終了です。お疲れ様でした!

※以下はWindowsを使っている方へ向けての説明になります。

▼Windowsを利用している場合

取り外したHDDには、Cドライブのデータが入っています。
(場合によってはDドライブのデータも入っています)

通常、CドライブにはWindowsシステムの権限情報等が記録されているため、バックアップ作業を行うパソコンがWindowsの場合、このシステムの関係上すべてのデータを正常にコピーすることができません。

私の場合は「管理者権限を~」等のメッセージが出てしまい、指定したユーザの「マイドキュメント」や「ダウンロード」フォルダにアクセスできませんでした。

これを回避するために、Windows以外のOS(オペレーションシステム)を使ってバックアップ作業を行なう必要があります。

アップル社のMacBookなど、Macがインストールされたパソコンをお持ちの方は、そちらを利用すればよろしいかと思います。

「Windowsしか持ってないよ!」「今度買うのもWindowsだよ!」という方は、次にご紹介する方法でバックアップ作業を行いましょう。

Ubuntu(ウブントゥ)を利用する

「Ubuntu(ウブントゥ)」とは、WindowsMacといったOS(オペレーションシステム)の一種で、世界中で2000万人を超えるユーザー使用している無料のOSです。

このUbuntuを使うことで、Windowsの権限は無効になるため、アクセス制限等を回避することができます。

データコピー手順1. Ubuntu(ウブントゥ)をダウンロードする

Ubuntu公式サイトのダウンロードページからUbuntuをダウンロードします。

①Ubuntuのトップページから「Ubuntuをダウンロード」をクリックします。

②ダウンロードページから「日本語 Remix イメージのダウンロード」をクリックします。

③「ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)」クリックします。

「Ubuntu 18.04」より新しいバージョンがリリースされていることがあります。

その場合は、一番最新のものをダウンロードしてください。ダウンロードは(ISOイメージ)と書かれた方を選択してください。

データコピー手順2. 起動ディスクを作成する

ダウンロードしたファイル(ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.iso)をDVDに保存(書き込み)します。

①書き込みが可能でデータが入っていないDVD-Rを、パソコンのDVDドライブに挿入します。

DVD-Rを挿入すると「リムーバブル記憶域があるデバイス」として認識します。

②ダウンロードした「ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.iso」を、DVD-Rに移動させます。

ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.isoを選択して、DVD-Rフォルダーに移動(ドラック)します。

③DVD-Rに移動が完了したら、右クリックで「ディスクイメージ書き込み」を選択します。

移動(ドラック)が完了したら、ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.isoを右クリックして「ディスク イメージの書き込み」を選択してください。

④「書き込み」をクリックして、書き込みを開始します。


画像のツールが表示されたら「書き込み」をクリックして、書き込みを行います。

以上で、起動ディスクの作成は完了です!

データコピー手順3. Ubuntu(ウブントゥ)を起動する

下記の手順でUbuntuを起動してください。

  1. パソコンのDVDドライブに作成した起動ディスクを挿入します。
  2. 起動ディスクを挿入した状態で、パソコンの電源をONにします。
  3. Ubuntuの起動画面が立ち上がります。


Ubuntuのデスクトップです。
正常に起動できると、この画面が表示されます。

データコピー手順4. “取り外したHDD” と “バックアップ用HDD” をパソコンに接続する

起動ができたら取り外したHDDバックアップ用の外付けHDDをパソコンに接続します。

接続が完了すると、デスクトップにそれぞれのアイコンが表示されます。

それぞれの環境によって異なりますが、私の場合は画像のように3つのアイコンが表示されました。

データコピー手順5. “取り外したHDD” のデータをコピーする

取り外したHDDに入っているデータを、バックアップ用の外付けHDDにコピーします。


全てのファイルを選択・コピーして、バックアップ用の外付けHDDに貼り付けます。

全てのファイルを選択した状態で、右クリックから「コピー先のフォルダを選択する」を選んでもOKです。

私の場合はバックアップ用の外付けHDDに「旧・Cドライブ」と名前を付けたファルダーを新規作成して、その中に貼り付けました。


しばらくすると、データのコピーが開始されます。

通常、Cドライブ・Dドライブにはたくさんのデータが入っています。コピーが完了するまで時間がかかるので、のんびり待ちましょう。

コピーが完了したら、もうUbuntuは必要ありません。シャットダウンしてOKです。

最後に、正常にデータがコピーできているか確認します。

データコピー手順6. バックアップデータの確認

以下の手順でWindowsを再起動してください。

  1. Ubuntuを起動しているパソコンをシャットダウンしてください。
  2. パソコンのDVDドライブからUbuntuの起動ディスクを抜いてください。
  3. 再度、パソコンの電源を入れて、通常通りWindowsを起動します。

Windows環境で、バックアップデータの確認作業を行います。

バックアップデータを取ったバックアップ用外付けHDDを開いて、それぞれのフォルダにアクセスできるか確認してください。

なにも警告文が出ずにアクセスできていればOKです。

コピー忘れ・抜けがないかも確認してください。

作業完了

以上で作業は終了です。

作業が完了するまでの時間は多めにかかりますが、作業工程は少ししかないので、簡単にできたと思います。

お疲れ様でした!

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この記事を書いた人

Nikon D800で写真を撮っています!
最近ではダムを巡ってダムカードを集めることにはまっています。

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